「苫米地英人の金持ち脳」〜あなたがなりたいのは本当のお金持ち?〜
「将来お金持ちになって都内一等地に豪邸建てて高級を乗り回すぞ!」
将来の夢を聞かれた時、小学校の僕は自慢げにこう語っていた。
そこから10年ほどが経ち成人になった。
そして今でも思う。
やっぱりお金持ちになりたい。
何かをするにも必ずお金は必要になる。
お金はたくさん持っていてそれ以上のことはない。
「お金持ちになるためにお金についての本をたくさん読むぞ」
その方がお金持ちに関する本を出しており読んだのでその内容についてシェアハピしたい。
私たちは「金持ち洗脳」を自然と刷り込まれている
仮に宝くじで5億円当たったら何をしますか?
普段では手に出せないような洋服を買ってみたり、ゲームを買ったり車を買ったり家を建てたり外食はフレンチの高級レストランに行ったり・・・・などなど
「金持ちになりたい」=「よりたくさんの物が欲しい」と考えてる人が多いのではないか?
このような一般的な考え方というのは実はテレビのCMやインターネットの広告など広告代理店が宣伝しまくって起こった結果である。
歴史的にみても僕たちは「金持ち洗脳」を受けていた。
日本はもともとサステナブルな生活を送っていた。
昔の日本人は一つの部屋を昼間はリビングとして使い、夜になるとそこに敷布団を引いて家族みんなで川の字に寝たりというように物をいかに長期間有効に使うのかという考え方が一般的だった。
しかし第二次世界大戦で日本はアメリカに負けてGHQに支配されてしまう。
今ではお馴染みのハンバーガーと同じくらい日本の暮らし方において大きな家で部屋はリビングルーム、にベットルームにゲストルームにダイニングキッチン・・・というように日本のサステナブルライフはあっという間に崩れてアメリカ型の消費型ライフが取って代わっていった。
というように歴史的にみても日本はアメリカのような消費大国になってしまったのである。
お金持ちの定義はお金では測れない
それではお金持ちとはいったいどういう人なのか
金持ちというのは、自分が必要なものを買うために必要なお金についていつも困らない人である。
お金持ちというのは主観的であって例えば買いたいものが特にない人は10万しか持っていなくてもそれはお金持ちである。
僕は今年の春休みに1ヶ月東南アジアを周遊してガッツリ東南アジアライフに染まっていた。
ベトナムの労働者の平均年収は30万円ほどと言われており日本で考えるととてもじゃないくらい低い。
しかし、そこで暮らしている人々をみていると毎日楽しそうで日本人よりも幸せに見えてお金も幸せも主観的なんだなと実感をした。
お金で買えないものを多く持つほど本当の金持ち
お金で満足を買うことを考えるとお金を使って満足を手にしようとするあまり支出を優先させてしまう。
支出が収入を越えると借金をする。これは猿でも分かる。
金で満足は買えないという事実を知ると人は自然とお金を使わなくなってしまう。
このように収入優先の人を金持ちというのであって稼ぎのいい人を金持ちとは言わない
お金では買えない満足をたくさん集めればそれは金持ちである。
お金で買えない満足とは何か?
それは教育である。
ユダヤ人の財産の順位は教育が一番
日本とお金に対する価値観が全く違う人たちとしてユダヤ人が挙げられる。
ユダヤ人は日本人が最もこだわるお金にそれほど価値を置いていない。最も重視するのは知識・教育である。
教育の素晴らしさとして全く盗まれる心配がないところである。
もし仮に全財産取り上げられて収容所に入れられても教育だけは盗ることは出来ない。