子豚の紆余曲折 薬学生日記

都内在住、現役薬学生の見聞録

【ベトナム旅行】英語力皆無で英語ガイド付きのメコン川・クチトンネルのツアーに参加してみた〜in ホーチミン〜

ベトナム旅行2日目。

ホーチミンでの一番のお目当てであるメコン川とクチトンネル。

 

この2ヶ所は基本的に自力で行くというよりもツアーで行くのが主流のためツアーを調べた。

1日で2ヶ所を回るというツアーで日本語ガイドをつけてしまうと4000円以上ととても高くついてしまう。

 

なるべくお金をかけたくないなあ.......とググっていると

英語ガイド付きで419,000VND(約2000円)!?

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The Shinh Touristのクチトンネル+メコン川の1日ツアー

The Shinh Touristというベトナムでは有名なツアー会社で2000円と日本語ガイドの2分の1という破格の安さであったので即予約をした。英語力は皆無だが(笑)

 ツアーに遅刻する

 

そんなこんなで当日を迎えた。

 

7時にShinh Touristのオフィスに集合

6時30分に起床

やばい、遅刻する。

 

「でもベトナムだしまあ遅れてバスくるでしょ」と思いながら大慌てで支度をして7時ぴったりに集合場所に到着。

 

オフィスでツアーの手続きをしていると店員さんから

「あ、このツアーのバスもう行っちゃったわ。」

 

「!?!?!?!?!?!?」

「え、どうすればいいですか?」

 

店「タクシー呼んだからそれでバスを追っかけてくれ」

と言われてタクシーが到着してバスを追いかけることに。。。

 

いや、どこの映画のワンシーンだよ。

前の車追いかけてってタクシーに言って追いかけるのは流石にわかるけどもう既に何噴火前に出発したバスをどうやって追いかけるねん。と思いながらタクシーに乗ること5分

 

アーバスは道端で待っていてくれた。(笑)

ありがとう店員さん。

 

ツアーでは10分前には必ず着いておいたほうがいい。(当たり前)

 

クチトンネルツアー  

無事バスに乗ってクチトンネルに到着した。

 クチトンネルでは実際にベトナム戦争で当時のアメリカ軍を圧倒した装置や武器などを見学し体験した。

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地下トンネルへの入り口

当時のベトナム軍が地下トンネルの入り口として使っていた穴。

長身の欧米人が一人スポりと入るほどとても深い穴だった。

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穴から出てくる金髪長身美女

また実際に使われていたトラップも見た。

こんなんハマったら徐々に痛みに襲われながら死にそう。こわ。。

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また実物の戦車などもあり戦車に乗って写真を撮ったりすることなどもできた。

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一番乗りにはしゃいで写真を撮ってもらう欧米人

そして実際に使われたトンネルの中を這って進んだ

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トンネルの入り口

真っ暗でかがんで進まないと頭をぶつけるほどとても狭い空間を10分ほどずっと這って進んだ。

体の小さいベトナム人のために作られたトンネルのため同じツアー参加者でムキムキの長身のお兄さんなどは体が入らずに断念していた(笑)。

 

トンネルを抜けた後はタピオカの元となるキャッサバの芋を食べた。

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キャッサバの芋

焼き芋を少し不味くした感じの味だった。

 

またクチトンネルでは実物のAK-47で実弾を撃った

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射撃場

ツアーの料金には含まれていないのだが10発で3000円で実弾を撃って初めての銃を撃った。

反動が半端なくて目的に全然当たらなくとても難しかったが楽しかった。

 

という感じで約1時間のクチトンネルのツアーが終わった。

 

メコン川ツアー

バスで1時間30分くらい移動して今度はメコン川の方へ移動した。

 

メコン川に到着するとすぐに昼食を食べた。

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席に着くと真っ先に大きな焼き魚(メコン川で釣れた魚)が運ばれておばちゃんが無言でライスペーパに草と春雨みたいな麺と魚の身を包んで生春巻きを作ってくれた。

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よくわからないスープ

料理の説明がなく運ばれた謎のスープ。普通にまずかった

自分含め全部のテーブルでほとんど手をつけられずに残されていたのでこのスープの不味さは世界共通だった。

 

食事中に若いお兄さんから「飲み物何飲む??」って聞かれておもむろにビールを指差して飲んでいたが食事が終わると飲み物代を別途に要求されてナチュラルにやられた。

飲み物代はツアー代に入ってないんかい!

 

後で知ったことなのだがツアーの料金は実はここで出される食べ物のレベルでしか違いがないらしい。つまりここから先のツアーはどんな高いツアーでも全部共通なのである。

 

食事を終えて中型の船に乗ってメコン川を渡りながら少し離れた沖に移動した。

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ここでついにメコン川さんと初対面である。

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メコン川

汚え!臭え!

想像を絶するほどの激臭である。

そしてめちゃめちゃ水が濁っている。逆にどうやったらこんな濁るんやってくらい濁っている。

夏の湘南の海の100倍以上汚い。

 

ありえないスピードで船も進むため時々 船内に海水が弾けて飛んでくる。地獄である。

 

10分ほど船に乗ってついに少し離れた沖に到着した。

 

沖に到着してココナッツキャンディーの工場見学をして実際に試食した。

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出来立てホヤホヤのココナッツキャンディー

生キャラメルのココナッツバージョンみたいな感じでとても美味しかった!

しかし必要以上に歯にくっつき僕の銀歯がココナッツキャンディーに持ってかれてしまった(泣)。

 

そこから馬に乗って目的地へと向かった。

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人力車ならぬまさに馬力車である。

本当の馬力というものを感じた。

 

馬の目元には黒い幕のようなものが被されていておそらく進行方向以外の余計なものが見えないようにするために付けれられていたのだろう。

 

目的地となる宴会会場みたいなところに到着した。

テーブルに着くとフルーツが続々と運ばれた。もちろんフルーツの説明はない。

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新鮮なフルーツ達

そして蜂蜜ティーのようなものも飲んだ。

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蜂蜜ティー(?)

とても飲みやすく体がポカポカした。

ベトナムではよく飲まれる体にいい飲み物らしい。

 

蜂蜜ティーに癒されているとガイドの人が蜂がブンブン飛んでる本物の蜂の巣を素手で持ってきた。

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本物の蜂の巣

希望者のみ実際に蜂の巣を持って記念写真を撮った。

 

そしてベトナムの伝統音楽の鑑賞会が始まった。

しかし、一日移動やらの疲れで自分を含めほとんどの参加者はすでに疲弊しており全く伝統音楽に見向きもしてなかった(笑)。

 

宴会もひと段落したところで4人乗りの小さなボートに乗ってメコン川ツアーのメインとなるジャングルクルーズが始まった。

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ボートを軽快に漕ぐおばちゃん

植物が生い茂っておりまさにジャングルの中の探検しているみたいな感じでとてもワクワクした。

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10分ほどボートで冒険してこれにてメコン川クルーズが終了した。

 

行きと同じように船に乗って激くさメコン川を渡り元の場所へ戻った。

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うん、やっぱり何度見ても汚い。

 

こんな感じでメコン川ツアーが終わった。

17時ごろに帰ってきて丸一日の満載ツアーだった。

 

メコン川とクチトンネルは1日で回った方が絶対にいい!

結果的に英語ツアーで満足している。

僕の場合、基本的にツアーのガイドさんの人の話をあんまり聞かないので全然英語ガイドで何不自由がなかった。

 

またツアーが全て英語ということで英語のリスニングにもなって自分の英語力の未熟さに気づくことができた。

そして金髪美女たちと1日共に行動できたのは値段以上に満足感が半端なく幸せだった。

 

しっかりガイドの人の話を聞きたいという人は日本語ガイド付きのツアーがいいと思うが自分のようにあんまりガイドを聞かない人は値段が安い英語ガイドの方をオススメしたい。

 

そしてメコン川とクチトンネルに行くなら1日にまとめて行った方が断然オススメである。

メコン川1日ツアーなどあったが行ってみるとやっぱりメコン川も半日で十分楽しめる。

 

是非激安メコン川、クチトンネル英語ツアーにトライして欲しい。